第 3 地点 / 全 66 地点
蕨宿(第2宿)
・ 埼玉県 ・ 江戸時代
見どころ
荒川の戸田の渡しを越えて蕨へ。
この地について
蕨宿(わらびしゅく)は、荒川の戸田の渡しを越えて最初にたどりつく、こぢんまりとした落ち着いた宿場でした。規模は大きくありませんでしたが、本陣や旅籠がきちんと整い、旅人をあたたかく迎えました。あたりは双子織(ふたこおり)とよばれる綿織物の産地としても知られ、機(はた)を織る音が町にひびいていたといいます。皇女和宮もこの宿に泊まったと伝わります。素朴で親しみ深い宿場の風情を、ゆるりと味わってまいりましょう。蕨宿が開かれたのは慶長17年(1612年)と伝えられ、本陣2軒・脇本陣1軒・旅籠23軒を数えたといい、開設から400年以上が経っているといいます。高橋新五郎はさまざまな織柄を研究し、双子織は蕨の特産品となったと伝えられます。規格化された双子織は商人の着物として販売され、素朴な風合いとつややかな質感などが評判を呼んだといいます。戸田の渡しを越えて最初にたどり着く宿場として、旅人を迎え入れたといいます。その素朴で親しみ深い宿場の様子は、今に伝えられています。
このコースについて:中山道六十九次
江戸日本橋から京都へ、内陸の山道 530km(江戸時代)
中山道は、江戸と京都を内陸づたいに結んだ街道で、海ぞいの東海道に対して山の道として知られます。日本橋を発ち、碓氷峠や和田峠といったけわしい峠をいくつも越え、深い谷あいの木曽路へ。奈良井・妻籠・馬籠など、今も江戸の宿場のたたずまいを色濃く残す町なみが、旅人を迎えてくれます。大きな川の渡しや海路がなく天候に左右されにくいため、姫君の輿入れの道にも選ばれました。山国ならではの絶景と宿場の情緒にあふれた、最長級の道のりをゆっくりとめぐってまいりましょう。
のろし回廊は、思い出クイズに正解しながら名所や街道を少しずつ進んでいく、ご自宅から楽しめる旅です。 地点ごとの見どころや歴史に触れながら、前後の地点へのリンクで順番にたどることも、気になる地点だけを読むこともできます。
コーススタートからの距離:13 km
緯度経度:35.8259, 139.6845